慢性的な便秘で毎日つらい思いをしているあなた。
普段の食生活はどのように送っているでしょうか?
便秘と食事は深いつながりがあり、腸内環境や機能が低下することで便がスムースに送り出されないといった事にもつながる可能性があります。
また、便の臭いもきつくなったりします。
そんな便秘に良い食べ物で即効性の期待できるものと、便秘になりやすいダメなものを見比べてみましょう。
そして、普段の食事対策で摂っておきたい食べ物を見て、今のあなたの食生活の改善に役立てていけるよう取り入れてみて下さい。
便秘に良い食べ物で即効性が期待できるものは?
まず、便秘に良い食べ物で、即効性が期待できるものといっても、
食べた数分後に便秘が解消される。
なんて言う便利な食べ物ではないので、普段から食事に入れることが大切になってきます。
便秘になって「数日~」と期間がたっている場合には、水溶性食物繊維の含まれている食べ物が便を水分で覆ってくれるので、即効性が期待できます。
水溶性食物繊維が豊富な食べ物は、
これらは水溶性食物繊維が豊富で水分も多く含んでいるため、長く便秘が続いている人には即効性が期待できます。
一方で、便が出てスッキリしてもまたしばらく期間を置いたら便秘になってしまうという場合には、水分を含んで膨らむ「不溶性食物繊維」の多い食べ物も一緒に積極的に摂りたいところ。
腸内で便が水分を含んで膨らむことで、腸のぜん動運動を高めます。
小食で便秘がちの方には便のカサを増やし排出を促すため、便秘の解消にいいですね。
便秘になりやすいダメな食べ物って?
逆に便秘になりやすくなるダメな食べ物も覚えておくと、普段の食生活も意識できると思います。
- 肉類
- 脂肪の多い食べ物
- コーヒー(カフェイン)
- 緑茶・ウーロン茶・赤ワイン(タンニン)
肉類や脂肪の多い食べ物ばかりに偏ると、腸内の悪玉菌を増やしてしまい腸内バランスが悪くします。
カフェインやタンニンは下痢止めにも使われる成分なので、摂りすぎは便秘につながってしまいます。
今回は、あくまで便秘になりやすくなるということで紹介しましたが、食べ物自体がダメなわけではなく、こればかり摂っていてはダメだということです。
バランスよく食べる分には良いので間違わないように。
便秘対策で摂っておきたい食べ物は?
便秘対策のために摂っておきたい食べ物には、
- 水溶性食物繊維
- 不溶性食物繊維
これらを多く含む食べ物を摂ることで、便の質が上がります。
水分を多く含み、臭いも少なく、スルッと出せるような質のいい便を作ることに役立ちますね。
そして、乳酸菌の豊富な食べ物。
私たちの体に都合よく働いて呉れる善玉菌を増やすためにも、乳酸菌の多く含む食べ物を積極的に食べて、腸内環境を整えることは大切ですね。
ヨーグルトや納豆、味噌など普段から毎日とり続けることが大切になってきます。
他には、
- 植物性脂肪
- 水分
植物性脂肪はオリーブオイルが代表的なものですが、便の動きをスムーズにしてくれる働きがあるので、排便が楽になります。
また、水分は便を構成するうえでとても大切で、コロコロした便しか出ない人は特に水分補給をしっかりすることが大切ですね。
もう一つ付け加えるなら、マグネシウムをしっかりと摂ることです。
便秘の薬としてもマグネシウムは処方されるほどで、マグネシウムが腸管の働きをよくしてくれます。
これも納豆などの大豆製品に良く含まれているため、納豆とヨーグルトというのは腸内環境を整える上でとても便利な食べ物と言えるでしょう。
あとがき
便秘に良い食べ物にはいくつかのポイントを抑えて、バランスよく食べることが大切なんですね。
毎日コンビニ弁当や外食で済ませてしまって、おなかの調子があまり良くないと感じてはいないでしょうか?
便秘が続くとおなかが苦しいだけでなく、ストレスになって肌の調子が悪くなったりイライラの原因にもなってしまいます。
慢性的な便秘は食事を変えることで解消されるケースもあるので、この機会に積極的に食生活の改善をしてみてはどうでしょうか?
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