ワキガのチェック方法とは?病院の検査とどう違う?そのリストは?

2016年12月11日

ワキガ チェック 方法

ひょっとしたらワキガかも?

友達からちょっと避けられるようになったり、すれ違う人から何か言われているような気がするなど、思い当たる節があったりしませんか?

そんな時、このページで紹介する

ワキガのチェック方法とリストがあれば、自宅で簡単に確認ができます。

本当に自分がワキガなのかどうかわからない人に、簡易的ですがこれである程度疑問を解消できると思います。

そして、そのワキガのチェック方法が

病院の検査とどう違うのか?

この部分と見比べて、自分の状態を確認してみましょう。

 

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Contents

ワキガのチェック方法とは?

ワキガのチェック方法は一つだけではなくて、いくつも項目があります。

まずは、ワキガの可能性が高いチェックリストについて見ていきたいと思います。

 

補足

そのためにはまず、ワキガの原因について知っておく必要があるのですが、

簡単に言うと、私たちが持っている「エクリン腺」と「アポクリン腺」と呼ばれる汗腺(汗の出る部位)のうち、アポクリン腺から出る汗が脂分やエクリン腺から出た汗などと混ざって、雑菌に分解・酸化されることでワキガの臭いが発生します。

ワキガ アポクリン腺 エクリン腺

ワキガの原因についてもっと詳しく知りたい方は、こちらのページにまとめているのでぜひご覧になってください。

関連ページ

>>ワキガの原因とは?遺伝?それとも食べ物やストレス?正解は何?

 

 

1.家族や親戚にワキガの人がいる。

このアポクリン腺と呼ばれる汗腺がワキガの大きな原因の一つとなるのですが、この数は遺伝によって決まると考えられています。

だから、もしあなたの家族や親戚などにワキガの人がいる場合、あなたにも遺伝している可能性は十分に考えられるということです。

これを踏まえた上で、次を見て行きましょう。

 

2.耳垢が湿っている。

耳の中というのはエクリン腺(通常の汗を出す部位)がない場所です。

でも、アポクリン腺は存在する場所として知られているので、

  • いつも耳垢が湿っている。
  • ベタベタしている。
  • ネバネバしている。

と言う状態であればワキガの可能性があります。

さらに、耳垢の色が茶色だったりすると強いワキガの可能性もあります。

この方法はわりと有名なので、まずはこれで確認してみましょう。

ワキガの強い人は耳垢が湿っている確率は9割以上と非常に高く、耳垢が湿っていたらワキガ(ワキガ体質)である確率は8割程度とも言われています。

 

この方法でチェックする場合はお風呂上りなどではきちんとわからないため、周りに湿気がない状態のときに確認してください。

 

3.服の脇の下が黄ばむ

服の脇の下が黄ばむというのは、アポクリン腺から出る汗に含まれるタンパク質や脂肪酸、糖質やアンモニアなどさまざまな成分が分泌されワキガの臭いの原因となります。

その中に「リポフスチン」という色素も入っています。

ワキガの程度が強くなるとこの色素も多く分泌され、服の脇の下が黄ばむといった状態になりやすいです。

特に、

  • 「脇の形にくっきりと黄ばむ。」
  • 「黄ばむ範囲や境目がはっきりしている。」

といった場合には、その可能性が高くなります。

注意

ただし、デオドラント剤との反応で黄色くなることもあるので、もし、デオドラント剤を使っていて黄色くなるようなら一度使用をやめてください。

それでもまだ服の脇の下が黄色くなれば、ワキガの可能性があります。

 

4.わき毛に白い粉がつく

特に脇汗をかいたときなどに見て欲しいのですが、わき毛に白い粉のようなものがついていないでしょうか?

その白い粉は、アポクリン腺から出た汗の成分が固まって付着している事が原因で起こります。

普通の汗の塩分が固まって白く付着することもありますが、それだと身体全体のあらゆる場所で見られるので、わき毛に集中して多い場合はアポクリン腺が活発に動いている証拠にも繋がるので、ワキガのチェック方法として使われています。

また、この白い粉からワキガのような臭いがするのであれば、さらに可能性は高くなりますね。

 

5.陰部の臭いも気になる

実は、ワキガの原因ともなるアポクリン腺は脇の下だけではなく陰部にも存在していて、切っても切り離せない関係にあります。

陰部からの臭いは別名「スソワキガ」とも呼ばれていて、ワキガと同じかそれ以上の臭いがする場合もあります。

陰部からの臭いがすべてスソワキガではないので難しいですが、男性よりも女性のほうがなってしまう割合が多いようです。

 

6.ティッシュで確認する

ワキガ チェックリスト

ワキガのチェックリストの中に、

ティッシュを使ったチェック方法

というのがあります。

やり方は簡単で、ティッシュを脇の下に小一時間はさみ、その臭いをかいで見て確認するんです。

その臭いのついたティッシュで客観的に自分の臭いをかげるので、ワキガかどうかわかりやすいんですね。

軽い臭いなら問題ないと思いますが、臭いがきついと可能性があります。

 

まずはこれらの方法で確認してみましょう。

準備するものもあまり必要ないし自宅でも簡単に出来るのでやりやすいですね。

 

ワキガのチェックリストの確認

さて、上で見てもらったワキガのチェック方法ですが、これ以外にも確認方法があるのでそれらも合わせてチェックリストを作りました。

 

ワキガのチェックリスト一覧

  1. 家族や親戚にワキガの人がいる。
  2. 耳垢が湿っている。
  3. 服の脇の下が黄ばむ。
  4. わき毛に白い粉がつく。
  5. 陰部の臭いも気になる。
  6. ティッシュを脇の下に小一時間挟んで臭いを嗅ぐ。
  7. わき毛が多い、濃い。
  8. 他人から臭いを指摘されたことがある。
  9. 全身ではなく脇に汗をかきやすい。
  10. 脇汗がネバつく。
  11. ストレスが多い。
  12. タバコやお酒を好む。
  13. 肉類、乳製品、脂っこいものをよく食べる。

 

ここでは上の4番目あたりまでが特に確率が高くなるチェック項目ですね。

下の11~13番は、普段の日常生活のリスクについてリストに入れました。

このチェックリストの中で2個、3個と自分であてはまることが多くなるとそれだけワキガの可能性も高くなります。

 

意外と自分のワキガはわからない

でも、ここでいくつかチェック項目にあてはまるのに、自分の臭いがわからないという人も結構いますし、あなたの知り合いでもそんな人がいないでしょうか?

実は、「様々な理由で自分のワキガに気づかないケース」もあるので、詳しく知りたい方はこちらもご覧ください。

関連ページ

>>わきがが自分でわかる方法は?わからない人に気づかせるには?
>>ワキガの自覚ある人とない人がいるのはなぜ?自覚させるには?

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ワキガのチェックは病院でどんな検査がされるの?

さて、こういったワキガのチェック方法を説明し、リストにもして見てもらいましたが病院に行って検査してもらうとなると、どういった方法で確認されるのでしょうか?

ワキガのチェックは皮膚科や形成外科などで確認してもらえると思いますが、それぞれの医師によってその方法は変わってきます。

その代表的なチェック方法をリストにしました。

 

病院で検査されるワキガのチェックリスト

  1. 家族や親戚にワキガの人がいるかどうか
  2. 耳垢が湿っているかどうか
  3. ガーゼを使った臭いの検査
  4. 血液検査
  5. 問診による日常生活や身体状況の確認
  6. 試験切開

 

見てもらってもわかるように、上で紹介したリストにも載っていることを病院での検査で行うこともよくあります。

それだけ、自宅で出来る方法でも信頼性の高いワキガチェック方法だということがわかります。

ガーゼを使った臭いの検査は、上で見てもらったティッシュを使った方法に近いですね。

そのほかには、より確実にワキガかどうかを知るために、切開してアポクリン腺の分布状況などを調べるといった方法もありますが、ワキガ体質の人がどれくらいの強さなのかを見るために行われます。

 

病院で異常がないと言われた場合

ワキガ チェック 病院

本来、病院でワキガではないと言われたら嬉しいのですが、

「そしたら、いま気になっているこの臭いは何なのか?」

といった新しい不安も出てきますよね。

その場合に考えられることが

  1. 自分はワキガだと思い込んでいる。
  2. 実は体臭や汗臭さだった。
  3. 診断の時は臭いが確認されなかった。

 

この3つです。

 

1.自分はワキガだと思い込んでいる。

実はこれはよくあるケースとして耳にしますが、周りの人や普段のなんでもない汗が気になって、勝手に「自分は臭い・・・。」などと思い込む症状で「自臭症」と言った精神疾患の場合です。

友達からちょっと避けられるように感じたり、周りから変な目で見られているなどを敏感に感じてしまうと、自分はワキガかもしれないと思い込んでしまって、本当は臭わないのに臭ったような感覚に陥ってしまうんですね。

関連ページ

>>自臭症のチェックをしてわかる原因とその治療について

 

2.実は体臭や汗臭さだった。

ワキガと体臭の臭いは違いがあって、脇から臭う汗の臭いがすべてワキガだと思い込んでいる人もいるので、それを勘違いしてしまうケースもあります。

また、まわりからも勘違いされて、

ワキガなんじゃないの?

と指摘されてそのように思い込んでしまうケースもあるようです。

ワキガがどんな臭いなのかということについては、別のページで汗の臭いとの違いも含めて、その表現についてまとめてるのでぜひご覧ください。

関連ページ

>>ワキガとはどんな臭いなの?種類や特徴と汗の臭いとの違いは?

 

3.診断の時は臭いが確認されなかった。

ワキガの臭いにも強弱があって、ワキガ体質だけど病院でチェックしてもらったときには臭いが確認されないような人もいます。

それだと正確にはわからないので、病院に行く前には自分でデオドラント剤などでケアをしたりしないで、素のままで病院でチェックしてもらうようにしましょう。

病院の検査でワキガ体質でないことがわかると嬉しいですが、きちんと納得のいくように医師にも質問したり、普段の生活で気をつけることなども尋ねておくといいかもしれませんね。

 

もしかしてワキガかも、と感じたら。

こういったワキガのチェック方法で「自分はワキガかも?」と感じたら、まずは何からするべきなのか?

怖いのはまわりにバレたり、それで変な目で見られて人が寄ってこなかったり、迷惑をかけたりして肩身の狭い思いをしたりすることですよね。

根本的にワキガの悩みを改善するためには、生活習慣の改善などしないといけないですが、これは時間がどうしてもかかるので、まずは直面している問題をすぐに何とかしたいところです。

そういうときに、「ワキガ対策グッズ」を使うのが早く効果が期待できます。

そこで、私が使った通販や市販のワキガ対策グッズの中で特に良かったものを比較して、

  • どのグッズが良いのか。
  • どんなふうにワキガに有効なのか。
  • どうしてこの商品がオススメなのか。

ということをこちらのページで詳しく、わかりやすくまとめています。

関連ページ

>>ワキガ対策商品で人気の物は?その口コミや市販グッズの効果は?

あなたがもし、どういったグッズを選べば良いのか迷っていたら、是非ご覧になってください。

 

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