紫外線散乱剤の日焼け止めのメリットとデメリットについて!
厳しい夏の紫外線から肌をまもるためには、日焼け止めは必須ですよね。
特に5~6月ごろには、すでに夏場と同じくらいの紫外線が降り注ぐ日もあると見られてます。
そんな日焼け止めには、紫外線散乱剤という成分を使った日焼け止めが販売されています。
でも、紫外線散乱剤とか言われてもちょっとわかりにくいですよね。
そこで、この紫外線散乱剤の日焼け止めのメリットとデメリットについて、何なのか見ていきたいと思います。
今回はそんな日焼け止めの成分についてや、紫外線吸収剤入りの日焼け止めとの違いについても含めまとめました。
紫外線散乱剤の日焼け止めのメリットは?
大きく分けて2つの成分
日焼け止めには大きく分けると、
- 紫外線散乱剤
- 紫外線吸収剤
この2つの成分のどちらか(もしくは両方)が含まれた、日焼け止めが販売されています。
呼んで字のごとくなのですが、
- 紫外線吸収剤は紫外線を吸収する成分
- 紫外線散乱剤は紫外線を反射する成分
簡単にこんな捉え方をするとわかりやすいと思います。
今回は、
紫外線散乱剤が入った日焼け止めのメリット
この点について見ていこうと思います。
紫外線散乱剤入りの日焼け止めのメリット
さて、この紫外線散乱剤入りの日焼け止めですが、いくつかのメリットがあります。
その中でも特に注目されている点は、
これですね。
日焼け止めを使って、
- 肌が荒れた
- かゆみが出た
- ヒリヒリする
こんな経験はないでしょうか?
肌が弱い人や敏感肌の人にとっては、日焼け止めの成分の刺激が強くて肌を痛めてしまう人もいます。
それは「紫外線吸収剤」のデメリットとして、多く取り上げられるものなんですね。
だから、紫外線散乱剤入りの日焼け止めは比較的刺激が少なく、肌荒れやかゆみなどが出にくいような日焼け止めとして人気です。
ノンケミカルの日焼け止め
紫外線散乱剤入りの日焼け止めは、商品の表記にも
- 紫外線吸収剤不使用(フリー)
- ノンケミカル
このような表示がされていると思います。
紫外線散乱剤として使われる成分は天然成分で、有機化合物がほとんど含まれていないものが多いとされています。
だから、紫外線が当たっても化学反応が起きないことから肌への刺激も少なくなっているわけなんです。
紫外線散乱剤の日焼け止めのデメリットは?
紫外線散乱剤入りの悪いところ
紫外線散乱剤入りの日焼け止めは、肌に刺激が少なく敏感肌や肌の弱い人に向いている日焼け止めと言えますが、その一方でデメリットも見られます。
よく言われるのが『使用感の悪さ。』
あなたも経験があるかもしれませんが、
- 塗ると白く浮き出る。
- 伸びが悪い。
- ベタベタする。
- 汗ですぐ流れる。
こういった日焼け止めを使ったことがあるのなら、紫外線散乱剤入りの日焼け止めだった可能性がありますね。
肌が負ける可能性も!?
紫外線散乱剤入りの日焼け止めは比較的肌に優しいといった話ですが、必ずしも刺激にならないということはなさそうなんです。
というのも、
この紫外線散乱剤に含まれる成分で、主なものになっている「酸化チタン」や「酸化亜鉛」という物質。
これが紫外線に反応、化学変化が起きて肌への刺激になる可能性もあると考えられています。
だから、絶対これで安心!
というわけでもないのが難しいところですね。
紫外線散乱剤と吸収剤の違いは?
紫外線吸収剤入りの日焼け止めって?
さて、一方で、
紫外線吸収剤
といった成分が入っている日焼け止めもあります。
最初のほうにちょっと触れましたけど、これって紫外線を吸収して肌に通さない役割があるんです。
でも、今販売されてる日焼け止めって、
- 紫外線吸収剤不使用(フリー)
- ノンケミカル
こんな感じで販売されてるものって多いんですよね。
じゃあ、紫外線吸収剤って悪そうね?
こんなふうに感じてしまうんですけど、それでもこの成分が使われた日焼け止めも多くあります。
となると、
何か良いところがあるんだな?
って思いますよね。
そんな紫外線吸収剤入りの日焼け止めのメリットとデメリットを、簡単にまとめますね。
紫外線吸収剤のメリットとデメリット
- 紫外線カット率が高い
- 白くなりにくい
- 使用感がいい
- 汗で流れにくい
かなりいいメリットがそろってますね。
じゃあ何がいけないの?
と思いますが、主なデメリットが
これがわりと強くなってしまうので、敏感肌や肌の弱い人には厳しくなるケースもあるという事なんですね。
紫外線吸収剤について、もっと詳しくしりたい人はこちらをどうぞ。
紫外線散乱剤の日焼け止めのあとがき
紫外線散乱剤の日焼け止めのメリットやデメリットは何なのか。
そして、紫外線吸収剤の日焼け止めについてもまとめましたが、いかがでしたでしょうか。
なんとなく感覚的に捉えて欲しいのは、
紫外線散乱剤入りの日焼け止め:肌の弱い人向け
紫外線吸収剤入りの日焼け止め:強めの日焼け止めを使いたい人向け
まずは、このような感じでいいとは思います。
でも今は技術もたくさん進歩してるようで、紫外線吸収剤のものであっても刺激が少なくなるよう工夫されたりしてます。
また、両方を混ぜることで、メリットのイイトコドリをしてるような日焼け止めもあるようです。
だから、一度使ってみないことには、肌に合うかわからないことも多いようなんですね。
今回の話のあとがきとしてですが、すべての人に対して
紫外線散乱剤の日焼け止めがいい!
とか、そういう極端なことはないということです。
日焼け止めは紫外線を防ぐためのものなので、しっかりと自分に合ったものを選びたいですね。
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