花粉症では目だけの症状はあるのか?
私も花粉症になって長いですが、この花粉症の代表的な目のかゆみの症状は、毎年のように悩まされています。
この花粉症は他にも鼻水や鼻詰まり、もっと言うと咳や微熱、頭痛といったところまで広がるような怖い症状です。
でも、花粉症で目だけ症状が現れることはあるのでしょうか?
今回はこの花粉症と目の関係やかゆみを抑える対策、腫れや充血の痛みなど、花粉症の目の症状についてまとめました。
花粉症は目だけの症状はあるの?
花粉症は目だけの症状はあるのか?
花粉症といえば目のかゆみはもちろんですが、鼻水や鼻詰まりもセットで来るケースがかなり多いです。
でも、人によっては目だけかゆみや腫れ、充血などの痛みに襲われることもあったりします。
これは個人差によるものが大きいようです。
人によって、目だけかゆい場合もあれば、鼻水や鼻詰まりなど鼻の症状だけのケースもあるし、咳や頭痛に悩まされる人など様々です。
私も日によっては目だけかゆみがおさまらないといった時もあるし、同じ時期に花粉症の友人に聞いたら、症状が違う場合もよくありました。
目だけ症状が現れるとき
基本的に花粉症対策はマスクがメインになると思います。
マスクをしていると鼻はガードされますが、目にもこのマスクのようにメガネをかけていたりしないといけません。
メガネをすることで花粉を50~70%ほどはカットできると言われています。
花粉症対策のメガネをすると、90%くらいはカットできるとも言われているので、ふだんメガネをかけていない人は、伊達メガネでいいからかけたほうがいいくらいです。
この目の対策をしていないと、やっぱり目だけ花粉症の症状になるといったことも起きます。
今振り返ってみて、マスクはしてたけど目は何もしていなかったと言う人はこれが原因かもしれませんね。
特に、コンタクトをしていると目だけの症状も現れやすくなります。
コンタクトをすることで、その内側に花粉が入り「涙で洗い流せない状態」を作ってしまうからです。
だから、ずっと目が花粉に触れている状態を自分で作ってしまうことになるので、花粉症の時期はコンタクトはオススメできません。
また、かゆいからといって目をこすると、目が腫れたり充血したりするし、さらにはコンタクトも破れてしまいかねません。
そうなると目を傷つけてしまうので、花粉症の時期はメガネに変えるようにしましょう。
花粉症の目のかゆみを抑えるには?
その花粉症の目のかゆみを抑えるには、どんな方法があるのでしょうか?
目のかゆみを抑えるために、真っ先に思い浮かぶのは「目薬」ではないでしょうか。
その目薬の色んな種類のものがありますが、花粉症に使われる目薬には主に3種類が使われています。
- 抗ヒスタミン薬
- 抗アレルギー薬
- ステロイド点眼薬
それぞれで期待できる効果は違いますが、ステロイド点眼薬はかなり強めのものなので、医師の診断によって処方されると思います。
市販されているもので言うと、
- 抗ヒスタミン薬
- 抗アレルギー薬
主な商品はこれらの目薬になりますね
私もいくつか市販の目薬を持っていますし、病院で処方してもらった目薬も持っています。
花粉症の目のかゆみを抑える目薬は?
花粉症で、
というのであれば、抗ヒスタミン薬の目薬を使うのがオススメです。
この抗ヒスタミン作用で、今あるアレルギー症状を鎮める効果が期待できます。
花粉症の症状が現れてかゆみが出てから目薬を使うより、予防の意味も込めて目薬を使うこともいいと思います。
そういう意味で「抗アレルギー薬」の入っている目薬に効果が期待されます。
この2つの成分が含まれている目薬はいいですね。
そういう意味で私も使っているのは、「ザジテンAL」という目薬です。
ザジテン
この目薬は「抗ヒスタミン薬」「抗アレルギー薬」の両方を含んでおり、さらに腫れや充血など炎症をおさえる抗炎症作用の効果が期待できます。
同じような目薬には、「アイリスAGガード」というものもあります。
市販の目薬はすぐに購入できて便利ですが、人によって合わない場合もあります。
あなたの目のかゆみの症状にあった目薬を選ぶなら、病院で処方してもらう方がいいと思います。
私が病院で処方してもらったのは「ノスラン」という目薬です。
ノスラン
この目薬は私にあっているので、目のかゆみや腫れなど、花粉症の症状に効果を実感しています。
病院ではどんなことが行われるのか、何科に行けばいいのかなどは、⇒【花粉症では病院の何科に行けばいいの?】
目薬については⇒【花粉症で目薬を使って目のかゆみは和らぐの?】
こちらでまとめているのでぜひご覧になって下さい。
花粉症の目の対策は?
花粉症の目の痛みやかゆみ対策にはどんな方法があるのでしょうか?
先ほどの、目のかゆみを抑えるための身近な対策に「目薬」があるというお話でしたが、花粉症の目の症状を未然に防ぐ事も大切です。
そのためには、最初少し触れた「メガネ」が効果的な役割を果たしてくれます。
「目のマスク」といった方がいいくらい花粉症の時期は必須アイテムなので、ふだんかけない人もこの時期だけはかけることをオススメします。
目薬やメガネのように、他にも花粉症の目の対策にできる事がありますが、それをまとめますね。
花粉症の目のかゆみ対策や予防
花粉症の目の症状を悪化させないための対策や予防は、
- 目薬をさす
- メガネをかける
- コンタクトはしない
- 目や顔を洗う
- ワセリンを使う
- 絶対にこすらない
こういったポイントが大切だと思います。
目薬やメガネ、コンタクトといったものに関しては先ほど説明したとおりですが、目や顔を洗うことも、基本は「花粉に触れないこと」から来ています。
目の中に花粉があれば当然かゆみが増してくるので、その原因を取り除くことは大切ですね。
顔を洗うことも目の近くにある花粉を入れないという意味で、外から帰ったらやってほしいことの一つです。
また、ワセリンを使うといった方法もあります。
ワセリンを使った花粉症の目の対策
ワセリンは鼻水や鼻詰まりなどの症状対策でも使えるアイテムで、ワセリンを目のまぶたや目頭など周辺に塗ります。
そうすることでワセリンに花粉が付き、直接目の中に入る確率を減らすという対策です。
ワセリン自体はそれほど高くもないですし、乾燥肌や肌荒れ対策にも使われているので、用途の範囲は結構広いです。
一本あると色々安心できるのでこの機会に一度試してみるのもアリだと思います。
ワセリンについて詳しくは⇒【花粉症にワセリンは効果があるの?塗り方や種類は?】こちらでまとめてます。
実際どんなワセリンがいいかも紹介してるので、一度ご覧ください。
あとがき
花粉症では目だけの症状はあるのか。
また、かゆみを抑える対策や腫れや充血の痛みなど、花粉症の目の症状について見てきましたがいかがでしたか。
今回の花粉症と目の症状についてまとめると
- 目だけ現れるケースもある
- 目の対策をきちんとしていないと起きやすい。
- 目薬やメガネを利用する
- コンタクトはしない。
- 目や顔を洗う
- ワセリンを使う
目のかゆみがひどくなると本当につらいですが、絶対にこすらないこと。
目を一度こすってしまうとさらにかゆみが増したりして止まらなくなるし、その分目を傷つけてしまうことにもなりかねません。
もし、ずっとひどいようなら一度眼科に行くなりして医師の診断を受けるほうがいいと思います。
花粉症の時期はつらいですが、対策方法もいろいろあるので、自分に合った予防、対策を見つけて乗り切って下さいね。
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