花粉症で喉の痛みは起こるのか?
花粉症の症状と言えば目のかゆみや鼻の症状、クシャミですよね。
でも
- 「喉が痛い」
- 「咳が出る」
- 「喉が腫れる」
こんな症状もよく耳にします。
花粉症と咳って、私たちの体でいったい何が起こっているのか?
その花粉症と喉の痛みの関係や、その対策についてまとめました。
花粉症で喉の痛みは起こるの?
花粉症で喉の痛みが起こるのか?
普通の花粉症の症状から考えると、ちょっと想像できないといった人もいるかもしれません。
でも花粉症には、この喉の痛みや咳が出ることは十分にあると考えられています。
私も花粉症とは長い付き合いになりますが、目のかゆみや鼻水・鼻詰まりの他にも、喉が痛くなる時はたまにあります。
それほど頻繁ではないですが、喉が痛い、咳が出る、イガイガする、といったような症状を感じることはあるんです。
実は花粉は、喉に大きなダメージを与えていることがわかりました。
花粉の喉への影響
花粉症は花粉を吸いこんでしまうことでアレルギー反応を起こし、辛い症状を引き起こしてしまうものですが、花粉が喉に付着する可能性も十分あります。
その花粉が喉への刺激となって、喉の痛みや咳などの症状をもたらす可能性が指摘されているんです。
ここでちょっとややこしいのが、
よくこの問題で悩むケースが多くなっていますよね。
風邪でも喉が痛い、咳が出るといったことはよくあるので、どっちなのか判断しずらい時もあるでしょう。
ただ、花粉症の喉の痛みの場合は、
一方の風邪の場合は、
- 喉や肺の方から違和感を感じる。
- 席に痰が絡むことが多い
このように感じるところもあると思います。
私も花粉症になると、口の中がかゆい、特に上顎あたりにそういった違和感を感じます。
そういう時に同じく喉の痛みを感じることもあるので、見分け方の一つになるのではないでしょうか。
また、花粉症で特徴的なのは目のかゆみですよね。
もし激しい目のかゆみで喉が痛いのなら、それは花粉症の可能性も高いのではないでしょうか。
結構違う部分もあるので、確認のためにもご覧になって下さい。
花粉症で喉のイガイガや咳がでる
花粉によって喉が刺激されると炎症を起こし、喉が腫れたり口の中がかゆくなったりして咳が出ることも考えられています。
そんな喉の痛み、イガイガするような状態は、鼻の症状からも多少影響はあると考えられますね。
花粉症の代表的な症状に鼻水や鼻詰まり・クシャミがありますが、こうなると呼吸がとても苦しくなります。
鼻からの呼吸が難しい状態なので、どうしても口呼吸になってしまいがちです。
そうなると口から花粉を吸い込みやすくなって、花粉が喉に付着し腫れやイガイガなど起こしやすいとも考えられますね。
また、花粉症のとき鼻水が鼻の後ろから喉に流れていくのを実感する人も多いと思います。
これは後鼻漏の状態で、それでさらに息苦しくなったり、口に流れてきた鼻水の中に花粉が含まれていたりなどで、口呼吸になりやすい状態を作ってしまうことも。
また、口呼吸が多くなると口の中も乾燥してきやすくなるので、それも喉の痛みを助長してしまいかねません。
いろんな要素が合わさって、喉の痛みや咳を引き起こしてしまうことがあるのが花粉症の怖いところですね。
こういった喉と咳については関係が深いです。
花粉症で喉が痛い時の対策は?
その花粉症の喉の痛みを感じたら、どんな対策をすればいいのでしょうか。
まず初めにしたいのは、
また、その花粉で受けた喉の腫れなどを和らげることも必要です。
具体的にどんなことができるのか、まとめたのが次のようなことです。
喉の痛み対策方法
- 鼻をかむ。
- うがいなどをして口をキレイにする。
- のど飴を舐める。
- 飲み物を飲む
まずは、鼻の中をキレイにしたり、のどを潤すといったようなことをして花粉を取り除き喉をいたわる対策をしたいですね。
のど飴を舐めたり、温かいものを飲んだりしてのどの炎症を抑えることもいいと思います。
のど飴にもオススメのものがあって、この「森下仁丹 鼻・のど甜茶飴」というのがとても人気です。
のど「甜茶」飴といって「甜茶(てんちゃ)」を使ったのど飴なんですが、この甜茶は花粉症対策のお茶として親しまれているお茶の一つなんです。
この甜茶に含まれる「GODポリフェノール」と呼ばれる成分が、花粉症の原因とされる「ヒスタミン」を抑える効果が期待されています。
のど飴で喉を癒しながら、甜茶で花粉症対策もしようとする、一粒で二度おいしいのど飴なのでぜひ試してみてください。
また、花粉症対策に愛されているお茶は、この甜茶の他にもいくつかあるので、もし興味のある方は、
参照記事花粉症対策にお茶は効くの?べにふうきや甜茶などおすすめは?
こちらの記事を参考に、お茶でも花粉症対策してみましょう!
口の中の乾燥を避けるために飲み物を飲むというのは、有効な方法の一つですよね。
でも、どうせ飲むのなら冷たい飲み物よりも、温かい飲み物のほうがいいですね。
温かいものを飲むことで、口の中の加湿効果も高まりますし気持ちもリラックスできます。
飲むといいと考えられているのが、生姜湯
さらにハチミツを入れて飲むと、喉の炎症の緩和にもつながる効果が期待されています。
これで止まらない咳も、少しは落ち着いてくれるのではないでしょうか。
花粉症の喉の痛み予防
花粉症で喉の痛みを感じたら、花粉を取り除くことや喉の炎症を抑えるような対策をしましょう。
それである程度落ち着いたら、次は花粉症の予防ですね。
花粉が周りにあって、それを吸い込むから喉の痛みも起こるわけなので、極力周りに花粉がない状況を作りたいわけです。
具体的にできることというと
- マスクをする
- ワセリンを使う
- 空気清浄機をつける
- 加湿する。
- 掃除する。
- 外から帰ったら服をはらって花粉を落とす。
- 窓を頻繁に開けない。
- 洗濯物も取り入れるとき必ず花粉をはらう
マスクをするのはもうマストアイテムですね。
出来れば室内でもしておきたいくらいですが、肌荒れが気になったり呼吸が苦しい場合は、そこまで気にしなくてもいいかなとは思います。
そのマスクの他にできる事が
ワセリンを塗る。
マスクをすることはもちろんですが、そのマスクを通り越してきたときや、どうしてもマスクを外すときに、あらかじめワセリンを塗っておくと効果が期待できます。
つまり、マスクとワセリンで2重にブロックするということです。
私も使ってますけど、ワセリンをすると結構変わります。
ワセリンの塗り方やどんなワセリンがいいのかは、こちらの記事でまとめています。
参照記事私も実際に使っているものなので、参考になると思います。ぜひ読んでください。
部屋の中の環境は、花粉に触れないようにするというのが何よりなので、
- 部屋に花粉を持ち込まない
- 入った花粉は取り除く
こういったことに注意して花粉症予防をしたいですね。
花粉症と喉の痛みのあとがき
花粉症で喉の痛みや咳は起こるのか。
痛い時の対策はや喉のイガイガやかゆみなど、花粉症との関係についてまとめましたがいかがでしたか。
今回の記事をまとめると
喉の炎症や口の中の乾燥が原因
風邪との見分けが難しい。
口の中を潤したり花粉を取り除く。
花粉に触れない環境を作る。
花粉症で喉の痛みはイメージしにくい症状かもしれませんが、こういった症状もあることを覚えておくと慌てずに済むでしょう。
そういう意味で言うと、花粉症には
- 頭痛
- 発熱
- だるさや眠気
こんな症状も確認できるときがあったりします。
これも風邪と迷いやすいですね。
いったいどういう理由でこんな症状が起こるのかも想像しづらいですが、じつはこれもよくある症状の一つですので、それぞれ気になる記事をご覧になってみてください。
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