夏は油断していると日焼けしてしまい、後になって皮がむけたり赤くなったりしているのを見て後悔する方も多いと思います。
そんな夏の紫外線から身を守るために、日焼け止めをよく使うことがありますよね。
でも、その日焼け止めが効かないことはあるのでしょうか?
日焼け止めをしても焼ける事があったりします。
この日焼け止めを十分に活用するためにはどうすればいいのか、日焼け止めをしてきちんと焼けない方法についてまとめました。
日焼け止めが効かない事ってあるの?
日焼け止めをしているのに日に焼けてしまった、効かないといったことはあるのか。
色んな人の声を聞いてみると、実は意外と日焼け止めをしていても効かないといった声があります。
日焼け止めは紫外線から肌を守ってくれるものじゃないのか?
と言いたくなりますが、実は日焼け止めといっても万能ではないということがあります。
例えばですが、日焼け止めが効かない理由の一つに、
ということがあります。
日焼け止めの塗り方なんて普通に塗ればいいんじゃないのと思いがちですが、パッケージに記載されているような効果を期待するには、塗り方もしっかりと量を塗らないといけません。
例えば、顔に塗るときはどのくらいの量の日焼け止めを塗っているか。
顔の大きさもありますが、およそ500円玉の大きさくらいの量が必要になってきます。
ちょっと多いかなと思うくらいの量が適量なんですね。
また、顔に塗る場は塗りムラを出さないために、ポイントに分けて塗っていかないといけません
そのポイントというのが、
- おでこ
- 鼻の上
- 両方の頬
- あご
ここにそれぞれ塗っていかないといけないんですね。
そんな顔への日焼け止めの塗り方の順番については、こちらの動画を見てもらうとわかりやすいと思います。
日焼け止めの量は、それぞれのポイントでだいたい一円玉くらいの大きさがベストです。
参照記事>>日焼け止めの塗り方の順番!いつ塗るかタイミングや量は?塗り直し方
日焼け止めが効かないと感じてた人は、塗り方についてきちんとできていなかったのかもしれません。
このように、日焼け止めしてるのに焼ける理由は他にもたくさん考えられます。
次はその理由についてまとめました。
日焼け止めしてるのに焼ける理由は?
きちんと日焼け止めをしているのに効かない、と感じるにはやっぱり何かしらの理由があると思います。
それは先ほどのように「日焼け止めの塗り方」なのかもしれません。
こういった理由は他にもあるはずなんです。
そこで、その理由として考えられるものを一挙にまとめてみました。
日焼け止めが効かない理由
- 塗り方が悪かった。
- 長時間日差しのキツイ外でいた。
- こまめな塗り直しができていなかった。
- 日焼け止めを塗るタイミング
- 日焼け止めの強さが足りない。
- その日焼け止めはいつの物?
- 目も紫外線対策してる?
- 個人差(肌の黒さ)
何か日焼け止めが効かない理由とは関係のなさそうなものまでありますが、実はしっかりと理由があります。
でも、だいたいは日焼け止めの塗り方が大きく影響すると考えていいでしょう。
キチンと塗れていれば、だいたいは日焼け止めは効果を発揮してくれると思ます。
その為にも、日焼け止めの塗り方について
参照記事>>日焼け止めの塗り方の順番!いつ塗るかタイミングや量は?塗り直し方
こちらのページで確認してください。
これで5番目の理由まである程度解決できます。
それでは、その他の理由についてはどうなのか触れていきますね。
その日焼け止めはいつの物?
日焼け止めは新しいものを購入して使っているのなら問題ないですが、実は日焼け止めにも「使用期限」というものがあります。
よくあることですよね。
でも、日焼け止めは放っておくと中身が分離したり、酸化したりして劣化する可能性があります。
日焼け止めは開封して1年以内、未開封で3年
およそこのくらいの基準で覚えておくといいと思います(パッケージにも記載があると思います)
ただし、保管条件が悪いと、この通りには行かないケースもあるので、日焼け止めの期限には注意しておきましょう。
参照記事>>日焼け止めは1年前の物も使える?有効期限や保管の仕方は?去年
目も紫外線対策してる?
これと日焼け止めと何の関係があるのか、なかなか結び付きにくいと感じますが、実は目にも紫外線は影響されていると言われています。
紫外線が目に入ることで、そこからメラニン色素を発生させるように脳に指令が行くといったメカニズムがマウスの実験で確認されているとのこと。
参照記事>>紫外線による目への影響は?目の充血や病気はあるの?目薬などの予防
日焼けもそうですが、紫外線から目を守ることをしないと、目の病気へとつながってしまうことも指摘されているので、きちんと保護できるように対策しておかなければいけません。
個人差(肌の黒さ)
肌の黒い人はメラニン色素が多いためですよね。
それは紫外線から身を守るためにおこった防御反応ですが、このメラニン色素の少ない色白の人はやはり紫外線から身を守る力が弱い傾向です。
だからその抵抗のために、せっせとメラニン色素を作り出そうとしてしまいます。
ですので色白の人は、紫外線へ抵抗するために日焼けしやすい、また、それが目立ちやすくなってしまいますよね。
ただしこれも個人差があるようで、白人の人はメラニン色素がうまく作れずにただただ真っ赤になるといった傾向があります。
日焼けに対しても、このように個人差も少なからずあるとのことです。
どうでしょうか。
これを見て自分に当てはまっているものがあれば、それが原因かもしれません。
でも、日焼け止めを自分できちんとしていると思っても、どこかでカバーしきれていない部分も出てくるものです。
そこで次は、日焼け止めをして焼けないようにするための方法について見ていきましょう。
日焼け止めして焼けないようにするには?
日焼け止めをして焼ける理由についてわかったところで、いろいろ気づけた部分も多いのではないでしょうか。
まずはそこで、当てはまる事について対策してもらえればと思います。
ただ、そうやって対策できてもまだ焼けることもありますよね。
そこで日焼け止めをして焼けないようにするためには、更なる対策をしましょう。
日焼け止めをして、それにプラスした紫外線対策をするということですね。
紫外線対策は、なにも日焼け止めだけじゃないということです。
そんな紫外線対策には日焼け止め以外にも、日傘や帽子、長袖やサングラスなどのグッズを使った方法があります。
具体的にどんなグッズがあるのかは、
参照記事>>紫外線対策にはどんな服や帽子がいいの?サングラスなどのグッズは?
こちらの記事を見てもらうと、その選び方なども含めて参考になると思います。
紫外線の多い時間帯や季節
また、気にして欲しいのはあなたの行動する時間です。
というのも、紫外線は時間によって降り注ぐ量が大きく違うからです。
極端な話、真昼間に外に出るのと、夜中に外に出るのと紫外線の量は全く違いますよね。
だから、外で行動するときは、なるべく紫外線の少ない時間帯を選ぶべきなんです。
紫外線が最も多い時間帯は「10~14時あたり」となっています。
だからこの時間帯を避けることが、焼けない方法としても有効になってくるわけなんですね。
詳しくは ⇒【紫外線は何時まで注意すべき?夕方や夜の量は?】 このページでまとめてますが、一目でわかるようグラフも用意しているので、その違いがすぐに分かりますよ。
曇りの日に焼ける理由が。
晴れの日と曇りの日では、当然曇りの日は紫外線が少ないと感じますよね。
でも、実はうす曇り程度だとその紫外線量は、「晴れの日の80~90%の紫外線量」が降り注いでいると考えられています。
つまり、晴れの日とほとんど変わらないのです。
気づかずに日焼けしてしまう理由として、この「曇りの日の油断」がよく取り上げられています。
その日の天気を見ても油断せず、一通りの日焼け止め対策はしておきたいですね。
あとがき
日焼け止めが効かないことはあるのか。
また、日焼け止めをしているのに肌が焼ける理由や焼けないようにするための方法はあるのかをまとめましたがいかがでしたか。
今回の内容をまとめると、
日焼け止めが効かない塗り方が悪かった。
長時間日差しのキツイ外でいた。
こまめな塗り直しができていなかった。
日焼け止めを塗るタイミング
日焼け止めの強さが足りない。
その日焼け止めはいつの物?
目も紫外線対策してる?
個人差(肌の黒さ)
焼けないために
日焼け止めをきちっとする
日焼け止め以外の対策をする。
時間帯や天候も考える
日焼け止めをしても効かないことはあります。
ただ、日焼け止めをしているのに焼ける理由を考えると、当てはまることもいくつかあったのではないでしょうか。
日焼け止めといっても万能ではないので、様々な紫外線対策を合わせて工夫しながら焼けない方法を見つけていきたいですね。
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