体の臭いの悩みというのは本当に深刻な問題で、特にワキガの臭いを何とかしたいと手術を受ける方も非常に多くなっています。
今ではたくさんの方法が用意されていて、「切らないでもできる手術」も登場し治療技術は格段に上がっているといえるでしょう。
でも、その一方ではワキガ手術の失敗もよく耳にしますし再発や後遺症といったデメリットも少なくないので、納得のいく手術を受けれるのか、あと一歩踏み出せないでいる人も多いですね。
そこで、今のワキガ手術ではどういった方法で行われ、それによってどんな可能性があるのか?メリットやデメリットとともにまとめました。
ワキガ手術の失敗例とは?
ワキガの手術を受けた人の中には色々な声があって、「受けて本当によかった。」というように喜ばれている人もいれば、一方で「受けなければよかった。」と後悔されている人もいます。
ワキガ手術の失敗でよく聞かれる意見では、
- 結局臭いは残ったままだった。
- 臭いは消えたけど、期間が経ったら再発した。
- 代償性発汗やひきつれなど、後遺症が残ってしまった。
- 傷跡(色素沈着)が残ってしまって、好きな洋服が着れない。
- 結局また手術を受けるハメになった。
よく、聞くのはやはり「臭いが残っている。」というトラブルです。
ワキガ手術で臭いを何とかしたいのに、臭いが残っていたらそれはトラブルになって当然だと思います。
でも、実際にはそういった失敗例が多いのですね。
その原因には、「個人差(個人の感じ方)」というのも大きく左右するのです。
失敗例【個人差】
ワキガ手術をしたけれど、臭いが残っていて納得がいかないといったケースがかなり多いです。
しかし、
こんなふうに担当医師から伝えられても、あなたは納得がいかないと問い詰めるかもしれません。
こういったトラブルの元で考えられることの一つに、
ということが言われていて、手術の事前にも「術後の臭いの感じ方には個人差があります。」といった説明をされているケースも少なくないようです。
やはり自分と他人の臭いの感じ方には当然違いがあるので、失敗例としてもよく上がってくるのですね。
また、実際にきちんと成功していないことで臭いが残る場合もありますし、ワキガの臭いはなくなっているけど、他の部位の体臭をワキガだと思い込んでしまうケースもあります。
これは、どんな手術方法でも見られることなので、手術前にきっちり説明を受けておかないとの終わってからトラブルになるケースもあるので注意しましょう。
失敗例【傷跡】
ワキガの臭いが残るといった失敗は、手術自体が意味を感じれなくなってしまうものですが、手術が成功しても傷跡がひどくなってしまい、色素が沈着して真っ黒になったり、傷跡がくっきり残って泳ぎに出かけたりすることができなくなったという人も非常に多く見られます。
これは手術方法にもよりますが、特にワキガの状態が中~重度の人に行われる剪除法と呼ばれる手術方法でよく見られます。
この剪除法では皮膚を切開して目で見てワキガの原因を取り除いていくので、医師の技術がかなり必要になりますし術後の回復も遅くなってしまい、回復するには数年かかるケースが多くなっています。
この手術以外にも色々な方法がありますが、ワキガの状態が重い人にはどうしてもこういった手術が選ばれて、他の方法に比べると後遺症も残りやすくなってしまいます。
ワキガの状態が軽い人には選択肢も増えますが、どういった手術方法があるのか?術後の傷跡はどうなのか?ということについてはこちらをご覧になってもらうとわかりやすいと思います。
関連ページ>>ワキガの手術はどんな方法があるの?切らない事も可能?費用は?保険
>>ワキガの手術は跡が残るの?手術跡を消すには?後遺症は大丈夫?
失敗例【再発】
このように、手術の失敗例は様々ありますが、その中の一つの
という『ワキガ手術での再発の事例』
実は、ワキガ手術というのは誤解されている部分も多く、手術した人が失敗したと感じてしまう事にも大きくつながっていることがわかりました。
それは一体どういうことなのか、その事実を明らかにしていきましょう。
ワキガ手術をしたのに再発するのはどういうこと?
ワキガの手術をしたから、
「これでもう、一生ワキガの臭いに悩むことはなくなった!」
こんな風に思われる方も多いかもしれません。
でも、残念ながら手術をしたからといって
「100%ワキガが治るわけではありません。」
ワキガの手術をしても、期間が経つと再発してしまう可能性も十分考えられるのです。
「じゃあ、何のためにワキガの手術を受けるの?再発するなら意味無いし・・・。」
必ずしも再発するわけではないですが、ワキガの手術の主な目的は「ワキガの原因の一つであるアポクリン腺を除去すること。」というのがあります。
脇のアポクリン腺が手術でキレイに100%取り除かれれば、再発する可能性もほとんどないと言われていますが、手術で完璧に取り除くのは難しく医師の技術にかなり左右されることが言われています。
だから、アポクリン腺が残っていれば当然ワキガが残る可能性もあるし、手術後臭いが消えていても期間が経つと残ったアポクリン腺が徐々に再生して再発するといったデメリットもあることが確認されてます。
また、手術の方法によっても再発する可能性も変わってきますし、手術したから100%治るという事が言えないのはそのためなんですね。
でも、完全にワキガの臭いがなくならなくても、
完全に無くならなくても、臭いが軽くなればデオドラント剤などのワキガ対策のグッズを使えばそれで気にならなくなるといった声も多いです。
「完全に治らなくても、少しでも臭いが軽減されれば。」
こんな風に割り切れることが出来るなら、あなたにとってのワキガ手術にも大きな意味が加わりますね。
ワキガ手術のメリットとデメリットとは?
ワキガ手術の失敗について見てきましたが、臭いが残っていると感じたり、傷跡が残って好きな洋服が着れない、再発の可能性があるなど、色々なデメリットがあることは確かです。
かと言って、手術はメリットがないわけではなく、やってよかったという声も聞かれます。
ワキガの状態や臭いの感じ方の個人差の問題、医師の技術など色々な要素に成功か失敗か左右される部分もありますが、わかりやすいようにワキガの手術にはどういったメリットとデメリットがあるのかをまとめてみました。
ワキガ手術のメリット
- 成功すればワキガの臭いに悩まされない。
- 完全に臭いが無くならなくても、軽くなるケースは多い。
- ワキガの状態によって、切らないでもいい手術もある。
- 技術の進歩で手術がすぐ終わる方法も登場してきた。
ワキガ手術のデメリット
- 個人の感じ方で臭いが残ったと思う場合がある。
- ワキガの原因がすべて取り除かれない場合がある。
- 再発する場合もある。
- 傷跡、色素沈着が残る場合がある。
- 術後傷跡の回復に数年かかる手術もある。
- 後遺症として別の問題が出るケースもある。
- 保険適用される手術が少なく費用が高い。
- 医師の技術に左右される手術もある。
こう見るとやはりデメリットのほうが多いです。
無臭を好む日本では、ワキガの手術自体のメリットは「臭いを何とかできるかどうか。」ということに尽きるでしょう。
そのための手術方法として色々あるわけですが、メリットに関してはこの手術方法の違いで
- 傷跡が少なくなる。
- ワキガの悩みが解決しやすい。
- 費用が安い。
など、「それぞれの手術方法によるメリット」が多く取り上げられがちですが、極論として「ワキガ手術を受けることのメリット」は、『臭いを消す or 軽くする。』『臭いが消えることで安心して生活ができる。』ということ意外は無いでしょうね。
【あとがき】
このようなデメリットもある中で、ワキガ手術は費用も決して安いものではないのでそう簡単にポンポンと受けることは出来ません。
ましてや、再発や後遺症の可能性もあるので簡単に決めれませんよね。
早くワキガを何とかしたいという焦りはあるかもしれませんが、焦って失敗しても全く意味がないので、慎重に調べたりカウンセリングを受けたりしてあなたに合った納得のできる解決法が見つかるといいですね。
手術の前に色々とできることはありますが、まずはワキガ対策グッズで様子を見てはどうでしょうか?
そんなワキガ対策グッズについては私も色々試しましたが、特によかったものをこちらのページで紹介しています。
関連ページ>>ワキガ対策商品で人気の物は?その口コミや市販グッズの効果は?
上の記事でも紹介していますが、そのグッズの中でオススメは『クリアネオ』というワキガ対策グッズです。
手術はちょっと怖いし、いきなり決断することは難しいですよね。
かと言って、何もしないままでは行けないと感じている人も多いでしょう。
そこで市販のものを使ったりしている人も多いですが、きちんと効果が実感できているでしょうか?
もし、市販のグッズで物足りないと感じたり、きちんと効果が出ているのか不安な人は、このクリアネオを一度試してみてくださいね。
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