水虫にかかってしまうと、じゅくじゅくしたり、踵の部分がかさかさになったり、爪にまで水虫が入り込んでしまって白くなったりなど、感染した場所によっていろいろな症状が出てきます。
そんな症状の中に、
ということが気になる人も多いのではないでしょうか?
今回は水虫と臭いの関係や痛みやしびれの症状、水泡ができたりかゆくない場合など、そんなケースもあるのかまとめました。
水虫の症状に臭いはあるの?
水虫の症状で有名なのは、
- 感染したところがジュクジュクしている。
- かさかさになって皮膚がポロポロ落ちてくる。
- かゆみが止まらない。
イメージとしてもそうだし、実際にこういった症状が水虫だと感じている人も多いと思います。
こういった水虫の症状は、その原因である白癬菌と呼ばれるカビの一種が角質層に入り込んで起こしていると考えられていますが、他にも気になる症状に
というところです。
かゆみなどに加えて臭いの症状も出てしまうとなると色々大変ですし、逆に足が臭うのは水虫のせいなんじゃないかと考えることも出来ます。
では、水虫の症状の中に臭いというものがあるのかというと、実は白癬菌による水虫自体には臭いというものはないと考えられています。
だから、水虫になったからといって必ずしも臭うというわけではないのですね。
しかし、足の臭いがするというのは、
- 靴の中が蒸れている。
- 足が清潔に保たれていない。
- 汗がたくさん出ている。
このようなことが主な原因です。
つまりいうと、こういう足が臭いといった環境は水虫が活発に活動するのに好ましい環境とも言えるのですね。
だから、水虫の症状に臭いはないですが、足の臭いがするような環境では水虫になりやすいということは覚えておいたほうがいいですね。
水虫の症状に痛みはあるの?
水虫の症状にはかゆみというのはよく聞きますが、「痛み」といったことはあまり聞かないかもしれません。
ただ、足の指の間がジュクジュクになって傷ができてしまったような状態だと痛みを伴うことが十分に考えられます。
でも、それ以外で水虫の症状として痛みを伴うことってあるのでしょうか?
痛みについては気になることも多くあって、水虫で痛みを伴うようなことがある場合は症状がかなり進行している可能性があると考えられています。
水虫の菌が身体の奥深くまで行くと、それが血液を通して身体にまわってしまい、更にひどくなると高熱を伴ってしまったり、腫れがひどくなったりするなど、とても水虫の症状とは思えないようなこともありうるということです。
だから、たかが水虫と思ってほうっておくと、足の部分だけではなくて、それ以外にも感染が及んだり、このように痛みや腫れ、高熱を伴うようなことになってしまうことも考えられるのですね。
水虫の症状にしびれはあるの?
さて、臭いや痛みの症状の他に「しびれ」を感じるケースということもたまに聞くことがありますが、水虫の症状にしびれが出るようなことがあるのでしょうか?
この水虫によるしびれというのは一般的には考えられていないのが通常です。でも、水虫になるとしびれるという声があるのは、糖尿病患者の合併症によるものが多いからだとも言われています。
糖尿病患者は免疫力の低下などから水虫にもかかりやすい場合があると考えられていますが、糖尿病の場合、末梢神経の障害から手足のしびれを伴うケースも多いため、それが「水虫=しびれ」というようにつながってしまったのではないかと言われていますね。
だから、水虫になったからといってしびれを伴うようなことは繋がりにくいですね。
水泡ができたり症状が痒くなかったりするの?
水虫の症状には指の付け根辺りに水疱ができるケースもあります。小さな水疱がいくつもできる小水疱型(しょうすいほうがた)と呼ばれる場合ですね。
また、かかとなどに水虫が広がると、皮膚がポロポロと崩れ落ちるような感じで角質増殖型(かくしつぞうしょくがた)と呼ばれています。
この場合はかゆくないこともあり、私たちが普段イメージしている水虫の症状とはちょっと違うかもしれませんね。
水虫の主な症状
このように水虫にはいろんな症状がありますが、一般的な症状からあまり聞かない症状まで、どのようなものがあるのかをまとめてみました。
- かゆみ
- 水ぶくれ
- 指の間がジュクジュクする。
- 水疱ができる。
- 白くふやけて皮がむける。
- カサカサに乾燥する。
- 角質が固くなる。
- ボロボロと皮がむける。
- 爪全体が白っぽくなる。
- 腫れたり痛みを伴う
このように、水虫といっても様々な症状が現れるのですね。
この水虫を治すためには、やはり何かしらの薬を使ったりして抑えるのがはやいですが、それに加えて水虫が活動しやすい環境を作らないことが大切ですね。
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