水虫の原因は、白癬菌と呼ばれるカビの一種が角質層に入り込んで、広がってしまうことから、痒みなどの症状が現れます。そんな水虫の治し方には様々なことが言われていますが、その中で
というのもたくさん紹介されていますね。
でも、一般的な水虫薬ではなくてお酢で治るなんてことはあるのでしょうか?
また、オロナインや冷水を使った治し方なども聞くことがありますが、それは本当なのでしょうか?
水虫の治し方で酢を使った方法ってどうするの?
水虫の治し方で、お酢を使った方法というのは昔から民間療法としても幅広く取り入れられてきたようで、そのやり方には本当にたくさんの種類があります。
例えば、お酢を薄めて足をつけるといった方法です。
- 足をつけるための洗面器などの容器に、ぬるま湯(40℃)を張ります。
- そこにお酢を10分の1ほど入れ10~30分ほど浸けます。
- 終わったら洗い流さずにタオルで拭き取ります。
手順としてはこれだけですが、お酢の殺菌効果で
- 10倍~100倍に希釈した酢や酢酸の中では白癬菌が育たない。
- 40℃のお酢に20分間浸すことで白癬菌は死滅する。
ということが知られています。
ですので、お酢を使った治し方は有効な方法ではないかと考えられているのですね。
水虫に良いお酢とは?
ただ、水虫の完治が難しいと考えられているのは、皮膚の表面だけではなく角質層の仲間で潜り込んでしまっていることが挙げられます。
地中深くに根を張っている草木のようなもので、それを根本から治してくためには、酢だけでは難しいとも言われています。
ただ、お酢といっても様々な種類がありますよね。
スーパーで普通に売られている安い酢では皮膚表面の殺菌だけで仲間で浸透せず肌にも良くない場合があります。
そこでおすすめされているお酢が、
黒酢は長い時間をかけて発酵と熟成がされたもので、非常に強い殺菌力があるにも関わらず、酢酸の刺激は弱いので肌にしみにくいといった特徴を持っています。
また、皮膚を修復するためのアミノ酸や炎症改善のためのビタミンB1、B2を豊富に含んでいます。
もし、お酢を使った治し方を試してみようと思う人は、ぜひ黒酢を使ってチャレンジしてみてください。
水虫の治し方でオロナインを使った方法ってどうするの?
水虫の治し方には、オロナインを使った方法というのもよく聞くことがありますが、どんな方法で行っているのか気になりますよね。
実際にオロナインの効能の部分を見るとわかるのですが、
水虫にはお風呂あがりにすり込むのが効果的ですが、毎日忘れぬよう根気よくお続け下さい。なお、じゅくじゅくした湿潤性の水虫には適当ではありません。
このように記載されている部分があります。
ですので、水虫に対してオロナインを使っても大丈夫なのですが、注意したいのは湿潤性のジュクジュクになった水虫には使わないほうがいいこと。
よく指と指の間でこういった症状が見られますが、それには使わないほうが良さそうですね。
オロナインに含まれる成分には「クロルヘキシジングルコン酸塩」という成分がありますが、消炎鎮痛作用や消毒効果、殺菌効果が期待できます。
とは言ってもオロナインではなかなか水虫を治すということは難しいようで、あくまで初期段階の水虫や症状を軽くする程度で考えておくのが良さそうです。
また、稀にかぶれるといった声もあり、そこまで過度な期待を寄せれるようなものでは無いかもしれません。
水虫の治し方で冷水を使った方法ってどうするの?
水虫の治し方には冷水を使った方法というのも聞くことがあります。
水虫自体が温かく湿度の高い状況を好むので、冷水でおとなしくさせようといったところでしょうか。
確かに冬場など気温が低く湿度の低い環境では、水虫でかゆくなるケースも少なくなるでしょうが、それが冷水で対処できるようになるのか?
結論からいうと冷水だけで水虫を治すことは出来ないようですね。
その活動を弱めたりする効果はあるかもしれませんが、ずっと冷水につけているわけにも行きませんし、温度が戻れば活動も再開するでしょう。
だから、上で見てもらったような酢を使った治し方を試したり、普通に薬を塗ったり病院に行ったりして対処するほうがいいですね。
あとがき
これらの水虫の治し方はあくまで民間療法的な部分が多いですし、酢に関しては良いと思いますがその他は効果の面で期待できる部分は少ないと思います。
また、即効性を求めるのではなく長期間継続して行わないと難しいと思います。
ただ、予防面で酢を使った足の洗い方はとても良いと思います。
あなたの水虫の状況に合わせてどういった治し方が良いのか、その参考にしてくださいね。
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