おならの回数が多いと何かがおかしいって感じることがあると思います。
そんなおならの量は個人差が大きいですが、1日に500ml~2000mlと言われています。回数で言えば1日10~20回位でしょうか。そんなに頻繁に出るものではないですが、おならが多い原因にはどのようなことが考えられるのでしょうか?
また、それは病気の可能性があるかもしれません。
そんなおならの回数を減らすような対策はあるのか、それも含めまとめましたのでご覧ください。
おならが多い原因ってなんなの?
おならが多い原因にはいくつか考えられますが、大きな要因には食べ物が真っ先に考えられます。
おならが多い原因には、食べ物の中に含まれる食物繊維が関係していると言われ、さつまいもを食べるとおならが出やすいといったようなイメージは、豊富な食物繊維をもつ芋類だからこそ言われていることですね。
だから昔の日本人はこういった芋類や野菜類、豆類など、食物繊維の豊富な食べ物を多く食べていたので、おならの回数はかなり多かったとも言われています。
おならが発生する原因は、主に食べ物などと一緒に飲み込んだ空気が、食べ物などから発生した成分と混ざり合ってガスとなって出来上がると考えられています。
また、ストレスなども腸内の運動を活発にすることから、おならが出やすくなると言われていますね。面接などの緊張する場面でお腹が痛くなったりすることもあると思います。
他にも緊張でつばを飲み込むことが多くなったりすると、それと同時に空気も飲み込むことになるのでおならが多くなるといったこともあります。
便秘や下痢もガスが溜まりやすくなるため、回数が多くなる原因と考えられます。
おならが多い病気ってあるの?
おならが多い原因には病気が関係しているとも言われています。
どんな病気なのかというと、
- 呑気症
- クローン病
- 慢性胃炎
- 大腸ガン
- 憩室炎
こういった病気が関係している場合は、おならの回数が多いことの他にも違う症状が現れることが考えられます。
身体でなにか不調を感じたら、おならの回数もそうですが気になることがあるなら病院にいって診察してもらうことが必要ですね。
普段とは違うようなおならの量が出続けているようであれば注意が必要ですね。
おならが多い時の対策は?
おならが多い時の対策では、基本的には食べ物に気をつけるということでしょう。
食物繊維の多い食べ物はおならを多くしますが、腸の働きを助ける上では必要なので、むしろ腸内にたまりやすい肉類などは控えて和食中心の食事を心がけることが大切ですね。
また、おならが多いからといって我慢し続けるのは危険です。
あまりに度が過ぎると腹痛が起こったり、口臭や体臭が出てくるなどに発展しかねないので、仕方のない時以外はおならはガマンしないほうが良いです。
関連ページ>>おならの我慢と腹痛の関係は?耐える方法とできない時の対処法は?
そして、病気の線でなにか不調を感じたら診察してもらって確認することも必要でしょう。
とにかくおならが多いと周りの目が気になったりするのでなかなか人前でするのは気が引けますが、したくなったらトイレにいくとか外に出るとか、何かしらの対策もしておきたいですね。
あとは、ストレスや運動不足、睡眠不足といったところからも体調の変化が現れるので、生活習慣の乱れを正していくことも必要になるでしょう。
でも、おならが多いと言っても1日の回数が10~20回程度であれば正常だと言われていますので、だいたいこれくらいの目安でおさまっていれば、特に気にする必要もないのではとおもいます。
おならの回数を減らすバウエル・マッサージ
おならが多い場合はやはり生活習慣、特に食生活の改善が必要になってきますが、その上で試して欲しい方法が、
と呼ばれる方法です。
お腹周りをマッサージして溜まったガスを出すといったものですがやり方は簡単です。
- 仰向けになり膝を曲げる。
- 右側の骨盤の上を腹式呼吸で息を吐きながら両手で押す。
- 続けて、右側の肋骨の下→左側の肋骨の下→左側の骨盤の上→下腹部を押していく。(時計回りに押していく)
- 下腹部から下に向かって軽く両手で押していく。
つまり、
というマッサージです。
一度試してみてくださいね。
あとがき
おならが多いと色んな所で気を使っていかないといけなくなるので、それ自体がストレスに感じてしまうことになります。
また、それでずっと我慢しているとそれもストレスになるし身体にも良くありません。
この悪循環を断ち切るためにも、まずは食べ物を見なおして早食いなどをせずゆっくりと食べるようにしましょう。
早食いは空気を一緒に多く取り込むことにつながるので、それでおならの回数が増えるといった呑気症の傾向が出てくることが考えられます。
また、呼吸も口呼吸ではなく鼻呼吸が基本です。
口からだと吸い込む空気が多くなっておならも多くなる原因になりかねませんし、口の中が乾くと口臭が発生して臭くなる原因にもなります。
特に寝るときに鼻詰まりが激しい人などは気をつけたいですね。
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