臭い玉はどの場所にあるの?その原因や予防方法は?口臭対策膿栓

臭い玉 場所

私たちの口の中には「臭い玉(膿栓)」と呼ばれるニオイの塊のような物体ができることがあります。

この臭い玉はとても臭くて、臭ってみるとドブのようなニオイ、便のようなニオイがします。

私ははじめ、

便の一部が逆流してきたんじゃないか?

と思ったほどニオイは強烈でした。

そんな臭い玉はどの場所にできるのでしょうか?

そして、原因や予防方法、口臭も兼ねた臭い玉対策について見ていきましょう。

 

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Contents

臭い玉はどの場所にあるの?

臭い玉(膿栓)は、ある場所から急に口からヒョッと飛び出してくることがありますが、

それは、口の中の扁桃線(へんとうせん)という部分で発生します。

喉の奥には扁桃腺があります。その左右両側の扁桃腺の穴に、アーモンドのような形と色の臭い玉ができます。

この臭い玉は大きな状態になると、外側に見えるようになることもあって、口の中を鏡などで確認すると、両端に穴の開いた場所が見えると思いますが、そこが扁桃腺で臭い玉ができる場所になります。

扁桃腺の大きさは人によって違うので、見え方は様々です。臭い玉は場所が場所なので見えない場合も多いです。

そのとき白っぽい物体(臭い玉)がひょこっと顔を出しているケースもあります。

また、臭い玉は喉の突き当り(咽頭王扁桃)や、舌の付け根(舌根扁桃)などにもできる場合があるとのこと。

そんな臭い玉はこういった物体です。

このニオイがそれはもう、臭いです。

臭い玉は人それぞれ出来やすい人とそうでない人もあるようで、無かったら無かったで幸せです。

 

臭い玉の原因はなんなの?

そんな臭い玉はどうしてできるのかというと、臭い玉自体は

細菌や白血球の死骸、食べ物のカス

これらが合わさってできたもの。

これが徐々に石灰化してきて塊となって、ひょこっと扁桃腺の穴から顔を出すといったことが考えられています。その大きさは様々で、1mm程度の時もあれば1cmを越える場合など様々です。

どうして臭い玉ができるのかというと、様々な原因が重なるようで、例えば季節が関係することも考えられていますね。

冬などの乾燥している日はホコリ等が舞いやすいので、息を吸った時に付着して大きくなると考えられています。

このように臭い玉ができる原因が考えられ、こういったことは他にもたくさんあるようです。そこで、臭い玉のできる原因として可能性のあるものをまとめたのが次のようになります。

臭い玉ができる原因
  • 乾燥する季節
  • 口呼吸
  • ドライマウス
  • 扁桃腺炎
  • 後鼻漏
  • 副鼻腔炎(蓄膿症)
  • タバコ

このようなことが考えられます。

臭い玉は口の中の問題なので、やはりそれに近いことが原因として上がってきていますね。

冬場に臭い玉が出来やすい人は、季節が関係していることとつながりやすいと思います。また、ドライマウスや口呼吸の人も同じような原因に近い部分があるので、その後の予防や対策方法もとりやすいですね。

そんな臭い玉の予防はどうすればいいのか?

この原因をもとに対策を考えていきましょう。

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臭い玉の予防方法は?

臭い玉ができる原因がだいたい掴めたところで、それについての予防法を見つけていけば臭い玉対策もできる事になります。

上で見てもらった原因についてそれぞれの予防法を見ていきましょう。

 

乾燥する季節

乾燥する季節に臭い玉が出来やすい人は、口の中にホコリやチリなどが入ってきてそれと結びつきやすいことが考えられますね。

だから外出時には必ずマスクをするとか、部屋の中は加湿をしてホコリの舞いにくい環境を作ることで予防ができますね。

冬の季節に加湿することは、インフルエンザや風邪の予防などにもつながるので一石二鳥です。

 

口呼吸・ドライマウス

口呼吸だと上でも見てもらったように、口の中に埃や塵が入りやすい状況になってしまいます。それはドライマウスにもつながってしまうので、臭い玉の原因になるばかりか唾液の分泌が少なくなり口臭の原因にもなります。

口が乾くと喉に細菌が繁殖しやすいため、臭い玉もできやすくなります。そして一般的には膿栓は食事や唾液で洗い流される部分もあるので、それが弱くなることも原因の一つになりますね。

特に寝ているときに意識しないで口呼吸になっている人は注意が必要ですね。

口呼吸やドライマウスを改善するには、マスクをしたり枕の位置を高くしたり、ダイエットをしたりなど様々考えられます。

 

扁桃腺炎

扁桃腺炎は扁桃腺がウイルスや細菌などに感染して炎症を起こす状態で、これもドライマウスや口呼吸が原因で起こります。

風邪やストレス、タバコもその原因の一つです。

これが慢性化した「慢性扁桃腺炎」になると、常に免疫が戦っている状態になってしまうため、白血球の死骸や細菌なども溜まりやすくなって、臭い玉の原因にも繋がるとのこと。

予防するには、まず口の中が乾いた状態にしないことが大切ですね。、

 

後鼻漏・副鼻腔炎(蓄膿症)

後鼻漏とは、鼻漏(鼻汁)が喉に流れていくことを言います。

これがどう影響するのかというと、鼻炎や副鼻腔炎(蓄膿症)を患っている場合は鼻水(ネバネバ状態の鼻水)が増えます。

これが喉に落ちてくると口の中に鼻水が溜まったり、寝ている時に息苦しくなったり、口臭や咳が出るといったことにつながっていきます。

これがドライマウスなどにつながったりして、臭い玉が出来やすい原因にもなりますね。

蓄膿症は耳鼻科で診察してもらい治療するのが大切になってきます。

 

あとがき

臭い玉ができる場所は扁桃腺の穴の部分ですが、これができる原因をしっかり頭に入れておくと数を少なくできると思います。

特に、原因になりやすい口呼吸、ドライマウスというのが当てはまる人は早めに改善して予防しておきたいですね。

臭い玉は口臭の原因にもなると考えられていますが、だからといってあまりこれにこだわりすぎてもいけません。

口臭の原因は8割がた口の中に原因がありますが、それは歯垢や虫歯、歯周病などが主に考えられています。

口臭が気になる方は、こちらで詳しくまとめているので是非ご覧になって下さい。

関連ページ

>>口臭の原因には菌や虫歯、病気が関係してるの?食べ物胃のど舌内蔵
>>口臭予防にはどんな方法があるの?食べ物や飲み物は?タブレットガム

臭い玉にこだわりすぎて、扁桃腺をガツガツ押して取り除くことをしていると、扁桃腺が腫れて痛い思いをするケースもあります。

あまり無茶なことはせず、きちんと口腔ケアに専念するようにしたいですね。

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